大会長挨拶
第47回日本アフェレシス学会学術大会
大会長 太田秀一(札幌北楡病院)
第47回日本アフェレシス学会学術大会
ご挨拶
テーマ: Diversity
このたび、2026年11月19日(木)から21日(土)までの3日間にわたり、第47回日本アフェレシス学会学術大会を京王プラザホテル札幌にて開催する運びとなりました。歴史と伝統ある本学術大会の大会長を拝命し、この美しい北の都・札幌にて開催できることを大変光栄に存じます。
本大会のテーマは「Diversity」といたしました。この言葉には、生物の多様性にとどまらず、現代社会における多様な思想、宗教、哲学、民族、人種などの価値観を理解し、受容し、尊重するという重要な意味が込められています。Diversityは、社会の変化と発展を支える不可欠な要素であると考えています。
アフェレシス療法は、循環器疾患、自己免疫疾患、腎疾患、神経疾患、肝疾患、代謝性疾患、皮膚疾患、血液疾患、救急・移植医療など、多岐にわたる疾患領域に応用されてきました。また、難治性疾患の病態解明や治療法の進歩とともに、アフェレシスの適応や技術もさらに多様化しています。臨床現場で重要となるのが、多職種による連携・協働です。医師、看護師、臨床工学技士、薬剤師、臨床検査技師、ソーシャルワーカー、さらには医療機器・製薬企業などが専門知識と技術を結集することで、安全かつ高品質なアフェレシス治療が実現されます。
本学会の特徴は、基礎研究から臨床応用、技術革新、看護・安全管理、患者支援に至るまで、幅広い領域を網羅している点にあります。多彩な演題発表やシンポジウムを通じて、多様な視点や立場から課題を共有し、実践知を持ち寄ることで、より深い議論と新たな知見の創出が期待されます。本大会では、アフェレシスにおけるDiversityを原動力とし、多職種が一堂に会して異なる視点を交差させることにより、新たなブレークスルーが生まれる場としたいと考えております。
国内外から多様な人々、技術、文化が集まり、「開拓の精神」が息づく街、札幌、冬の訪れを感じる凛とした空気の中、この地で皆様と実りある議論を交わせますことを、心より楽しみにしております。
